てんぷらに、吸い物に、刺身で食べても、“おいしい”浦戸の白魚のご紹介です。 冬が終わり、春になると漁が始まります。
始めに 「し“ら”うお」と「し“ろ”うお」と「しらす」の違い 白魚(しらうお) 大きさ 成魚(大人の魚)で10cm位の無色半透明の魚。 形 頭は左右に、体は上下に細長い形。 ひれ あぶらびれが体の後方にある。 種類 鮭目シラウオ科 素魚(しろうお) 大きさ 成魚(大人の魚)でも6cm位の黄色がかった半透明の魚。 形 頭も体も丸みを帯びている。 ひれ あぶらびれがなく、ハゼのような吸盤状の腹びれがある。 種類 スズキ目ハゼ科 白子(しらす) 鰯やうなぎなどの稚魚(子供の魚)のことを指します。ある種の魚を指して言う名前ではありません。 白魚漁 3月に最盛期を迎えます。 2月後半頃から、白魚は産卵のため、浦戸諸島に入ってきます。3月の最盛期には、煌々と明かりを灯し刺網で漁を行う船が、海の上に幻想的に浮かび上がります。是非、民宿にこの時期に泊まって、見て下さい。 市営汽船上り8便(不定期です)で、見られました。 でも、この写真。なんだか分かんないですよね。写真もぶれちゃってるし。すみません。でも、すっごく綺麗です。現在ガスの集魚灯の明りだそうですが昔は松明を使って魚を寄せていたそうです。 土曜日は市場がお休みなので、金曜日にはこの漁火は見られないそうです。市営汽船で、この漁火を見たい方は、白魚漁をやってるかどうかの確認を各漁協さんにして下さいね。 白魚漁も盛んな3月末。「あー。いー天気だなぁー。」と、寒風沢を散歩しておりますと、岸壁に見慣れないものがあります。 近くで、海苔漁の準備をしている漁師さんに、「これ、白魚漁の道具ですか?」と尋ねると、「そうだよ。」と親切に教えてくれました。「でも、うちのじゃないから、写真とってもいいけどいたずらしないでね。」とのこと。 下のほうが“おもり兼燃料タンク”そこから、お台所でおなじみのガス管が上に繋がって、ガラスの中で灯を灯します。浮輪の中心に固定して、海の上にプカプカ浮かぶんですね。 その下に、 この網を海の上に仕掛けていくわけです。白魚自体かなり小さいですから、網の目も細かく、かつ丈夫でなくてはいけませんから、かなり高価な網だそうです。 白魚は、海面近くを泳いでいますので、集魚灯のガスの明りに、「わー。なにかなー。明るいよー。」と寄ってきた所を、網で捕まえるわけですね。 ちょっとその先に行くと、集魚灯の掃除をしてる方がいました。ので、図々しく取材します。 で、この集魚灯ですが、プロパンガスとか、卓上コンロ用ボンベのようなガスを使うのではありません。じゃ、何が燃料になるかというと・・・これです。 一斗缶の中に入ってる石。これがカーバイトです。 カーバイトって、水につくとアセチレンガスが発生するそうです。化学の時間に「今日天気いいなぁ」と窓の外を眺めていた私には何が何やら分かりませんが、これでバッチリということなのでしょう。 地面の水に押し付けると、“シュワシュワーッ”とガスが出てきます。 で、この石を集魚灯の中に入れて蓋をして水に入れるわけです。すると、蓋に小さい穴が開いていて、そこから水がポタポタ落ちるわけでございます。 で、ガスが出て来たところに、ライターで火をつけて、海に仕掛けるてぇわけだ。 カーバイトの燃えカスが結構出るんです。この掃除が大変だそうです。 また、網も目が細かく、破れた部分の修理やゴミ掃除も大変だそうです。 ん?集魚等の掃除をしていると言うことは、今日白魚漁があったっていうことだよね。でも、時間的に網掃除作業は終ってるから、集荷場所に行って見よう。 ということで、やってきたのは、塩竈市浦戸東部漁業協同組合さんの事務所です。 集荷場所を覗くと・・・。 もう、沢山の白魚が集ってました。 「こんだけ沢山だと、食べ物みたいな感じがしませんね。」と、言ってる私の口には唾液が・・・。 こうして、出荷されていきます。 桂島でも、寒風沢でも、漁協さんで直接売ってくれると思います。 石浜の浦戸郵便局でも、「ゆうぱっく」やってます。 この時期、塩竈市内の寿司屋さんでも、“しらうおのにぎり”が食べられるかも・・・。
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