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千石船(帆の反数)
帆の反数


 三十五反の帆を捲き上げて、行くよ仙台石の巻
 などと歌われるように、白帆は千石船の象徴であった、白帆つまり木綿帆は、国内生産が十分で千石船の推進力のすべてであった。
 延宝年間さらに寛文9年(1669年)の記録中には、石数と帆の反数とが載っており、「和漢船用集」その他によると、次のようになる。
容積 1反あたり石数
150石 8反 18.8石
270石 12反 22.5石
300石 13反 23.1石
450石 16反 28.1石
500石 17反 29.4石
690石 23反 30.0石
800石 24反 33.3石
1000石 26反 38.5石
 この場合、1反というのは帆を構成する最小単位の帆布1反のことであるが、長さには無関係である。1反の巾は2尺から3尺の間で一定していなかったが、大和型荷船では2尺5寸(76cm)巾のものがほぼ統一的に使われるようになった。ふつう千石積級では25反であるから、その総巾は約63尺(19m)、船巾の2倍以上もあり、長さの方も70尺位あった。
実績石数 帆の反数
前期 後期 末期
北前船
100 7 10 11
200 10 14 14
300 12 16 16
400 14 18 17
500 16 19 18
600 17 21 19
実績石数 帆の反数
前期 後期 末期
北前船
700 18 22 20
800 19 23 21
900 20 24 22
1,000 21 25 23
1,200 23 27 24
1,500 26 29 26
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